2016-01-03タイトル: | 2016/1/1 | |
投稿者: | 管理人 | 00128_ |
本文 | 「松立てずしめかざりせず餅つかずかかる家にも春は来にけり」元政(がんせい)法師 日ごろと変化のない正月もそれなりに味がある。 「生酔の礼者を見れば大道を横すぢかひに春は来にけり」大田南畝 酔いが過ぎ、あっちへふらふら、こっちへふらふらの図だ。 酔客のみならず、世の中もまた真っすぐとは進むまい。 元政(がんせい)法師 補足説明 江戸時代の日蓮宗の学僧 晩年に京都深草に隠棲したので「深草元政上人」とも呼ばれる。 「お正月の飾りは家の内外にするのではなく、自分の心の中にこそ、 厳かに飾り装いをするべきである」ということでしょう。 |