2011-12-31タイトル: | 最近の記事より | |
投稿者: | 管理者 | 00110_ |
本文 | 日経コンピュータの記事によるとJALが情報子会社を買い戻し自前開発に回帰するようだ。 <以下邪推も含めての私見> ちょっとした開発や保守にも費用見積りや煩雑な手続きが求められるようだと利用者は少々の不満は我慢するようになる。とくに外部委託にすることで「費用対効果を明確にすることができる」といった狙いが含まれていると我慢するほうが利益に貢献しているかのような錯覚を与えかねない。 「角を矯めて牛を殺す」とはまさにこのことである。大切なのは、企業が何のためにIT化に投資しているのかという原点を見失ってはならないことだと思う。どんな環境におかれようとも、費用対効果より企業が生き続けていける基盤としての役割を担っているという視点を見失ってはいけない。もちろん基盤には今後の企業活動の展開から求められる新たな機能も含まれる。 |