五家荘

夏の五家荘は鳥のさえずりと蝉の声、それと轟(ここでは滝のことを轟と呼びます)の音に溢れていました。5年前に訪ねた時は、11月下旬の晩秋で秋の名残の紅葉に初雪が降りなかなかの趣でしたが、そのかわり轟や平家の里など何も見物できずに心残りでした。ということで季節を変えての再訪でした。山腹を縫う狭い道路は、見下ろすと断崖の上にあったりで観光バスから見下ろすととても自分で運転するのは難しいと感じたものです。免許をとって6年経つとその不安は消えていました。 
藁葺きの食道です。
メニューは見ませんでしたが、多分山菜中心の献立と思います。山女魚もあるかも。隣で蕎麦とよもぎの饅頭を作っていました。できたての蓬饅頭を買いました。
素朴な味でした。資料館では若い男性が資料一点ずつ丁寧な説明をしてくれました。家紋が蝶であったことを始めて知りました。梅鉢は後世のものだそうです。
ちょっと高さがあり枠は竹です。入り口の少し朽ちかけた支柱で支えているように見えますので心配ですが、ちゃんとワイヤーロープでできています。長さ72M高さは35Mあります。昔はもう少し低い場所に両岸の大木を支柱に藤蔓でつくられていたそうです。揺れも相当ひどかったでしょう。今は景色を楽しみながら渡れます。
樅木吊橋は上段の写真の「あやとり橋」(右の写真では左上)と右の写真では右下の「しゃくなげ橋」のふたつの橋でできています。あやとり橋で対岸に渡り帰りはしゃくなげ橋で帰ることもできます。しゃくなげ橋から見上げるとあやとり橋があります。見下ろすと清流が目に入ります。
散策