英彦山 北岳登頂  2007/7/31

若い頃は、九州の九重山、由布岳、韓国岳、福知山、英彦山・鳥取の大山・四国の石鎚山など近場の山を結構登った。最近は健康面の不安を抱えるようになり、山登りからは遠ざかっている。近くの山を無理のない範囲で登るというより歩くことで満足している。今回は、「いわたばこ」を見に行ったついでに北岳頂上まで登ってしまった。英彦山の麓の道の駅で弁当を手当てして11時過ぎに上り始めた。弁当を食べたら降りるつもりであった。ところが、弁当を広げるのにふさわしい足場が良くて見晴らしのきく場所が見つからない。もう少しもう少しと登っていたら、結局2時間かけて北岳頂上にたどり着いていた。中岳は何度も登っているが、北岳は始めてだったので先が読めず途中延々と続く自然石の階段にもう引き返そうと何度も思った。せっかくここまで登ったのに引き返すと多分北岳に登る事はなかろうという気持ちが支えになった。休憩の間隔を短くしながら登り続けた。この歳になると北岳でも結構な山である。登り終えたという嬉しさはあったが、頂上もさほど見晴らしはきかず、山頂を極めたという感慨は沸いてこなかった。ただ、北岳の登山口あたりは、「いわたばこ」「じんじそう」「くさあじさい」など山野草が多い。行橋を流れる今川源流の「湧水」もある。甘い。ポリ容器に汲んできた。これからも、麓には何度も来ると思う。

ほとんどが自然石の階段 20歩毎に一呼吸
登りより下りに注意

ロープや鎖を頼りに登る急斜面が数ケ所ある

ほとんど森の中を登るが遠景もときどき見える
祖母方面につながる山影

北岳頂上 1192Mとある 
自然