うきは市田篭のかやぶきの民家 2007/5/22

曽根のモールで絵画の即売会をしていたので覗いてみた。そのとき、かやぶき屋根をテーマにしている画家の話を聞いた。高山の合掌つくりは有名だが、兵庫の丹波にいくとたくさん残っているらしい。主にそこを描いているとのことである。たまたま、近くの田篭にも残っているとのことで早速出かけた。
上の2枚が「くど造り」の民家として国指定の重要文化財に指定されている平川家である。ちょうど屋根の葺き替え工事中であった。家の形が、「くど」と呼んでいたころの竈(かまど)の形に似ているところから「くど造り」と呼ばれている。ほとんどの家は、茅葺の上にトタンをかぶせており、茅葺のままで住まわれている家は少ない。坂の上の一軒は、廃屋になっていた。

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