平尾台の初夏の花 2006/06/16

梅雨の合間の晴れ間を盗んで平尾台に出かけました。今回のお目当ては、朱鷺草でしたが、「オカウツボ」に始めて出合いました。ちょっと盛りを過ぎていますが、ウツボグサと見紛いうっかり見過ごすところでした。南蛮ギセルと同じ寄生植物です。 オトコヨモギの根に宿るそうです。「ツレサギソウ」は、一昨年は盛りを過ぎていたのですが、今年はちょうど見頃でした。8月中旬に咲く鷺草に花が似ており、それが連なっているように咲くのでこの名がついたと図鑑にありました。朱鷺草も盛りは、もう少し早い時期のようです。次回の訪問に活かそうと思いました。いろいろ図鑑を調べて「ヘラオオバコ」がわかりました。幕末に渡来してきた植物だそうです。この花も探して見つかる花ではありません。行くたびに新たな発見があり、平尾台の山野草さえまだ征服できていないことに自然の広さや深さを知らされます。

オカウツボ

ツレサギソウ

朱鷺草

ウツボグサ

トラの尾

ヘラオオバコ

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