砥用(ともち)の石橋

矢部の隣町、砥用にも古くて立派な石橋がありました。現在は利用されていませんので、草や苔に覆われていてより強く年代を感じさせてくれます。

馬門(まかど)橋
1827年に架橋されたもので、長さは12m足らずですが、両端は切り立った崖でまわりは深い樹木に覆われています。
アーチの上に厚みがあるのは、後に追加工事がされたことによります。
幹線道路のすぐ傍にあるのに道路からは何も見えません。案内板もちょっと分かりづらく疑いながら藪の小道を下りました。陽が刺し込んできましたので、橋の全体を写すことができました。
大窪橋
平野部につくられています。こちらは道路から良く見えます。
この橋の特徴は、アーチの中心が水面下になっていることです。一眼のめがね橋としては限界の大きさだそうです。
橋のふもとでイタチがちょろちょろと遊んでいました。
大窪橋の通路
この橋は二度往復しました。長門さは19.3mあります。
右側に車のとおれる橋ができていますので、観光客がたまに渡るくらいでしょう。かなり夏草が茂っています。
橋の近くでは、つがいのアヒルが泳いでいました。水量の多い川です。

砥用の霊台橋           石橋