響灘の緑地(ビオトープ) 2011/3/19

北九州市環境局主催の「いきもの観察会」の公募に当たったので参加した。響灘臨海工業団地は低炭素、資源循環、自然共生の3要素がすべて揃った地区として一体的に整備が進められている市の未来を背負う地域である。ビオトープの早春は生き物にとってはまだ辛抱の時期である。空から絶滅危惧種に指定されている「チョウヒ」が出迎えてくれた。「チョウヒ」がこんなに近くで見られるのは珍しいらしい。とんびより低い空を滑空している。「めだか」も見られる。ただ、まだ小さいので目を凝らさないと見つけられない。一匹見つけると群れているのが分る。めだかの学校である。暖かくなると「ベッコウトンボ」も飛び交うようだ。ビオトープに生息する生物は、すべて自然任せで繁殖してきたそうだ。人が媒介しなくても自然は根付く。

チョウヒ

延々と1キロメートル近く続く葦原

海側は風力発電

遠くに皿倉山

熱心に説明を聴く参加者

一方は工業団地や物流センター

自然