小倉南区呼野にお糸池がある。傍を走る322号線(新道)からお糸池の堤がよく見える。いつか立ち寄ってみたいと思っていた。今日、旧道から狭い道を無理してようやく訪れることができた。人柱になったお糸さんの悲しい物語を秘めた池は、水清く平尾台のふもとの新緑を写していた。堤にはつつじやアザミなど花盛りである。傍に民家がある。ゴルフクラブを持って出てきた住人に「良いところにお住まいですね」と声をかける。池を周回していたら家の反対側の山の麓に「猪を捕獲する罠」が仕掛けてあった。若い猪が罠にかかっていた。時間が経ったようで観念したのかおとなしくしている。もうすぐ牡丹鍋か？かわいそうだけど大切に育ててきた竹林を荒らされては今が旬の筍が収穫できなくなり困る人もいるのだ。
この2ヶ月病気でほとんど外出できなかった分、一時間ちょっとでもいろいろ楽しめた。