先帝祭  2019/5/3

半世紀ぶりに先帝祭に行ってきました。唐戸商店街の裏通りで花魁(おいらん)が外八文字を描くのを見ました。早めに行き人の多く集まっている場が良いのだろうと考え信号機の下に陣取りました。小一時間待機しているなか警備の係の人が傍に来ましたので確かめたらこのあたりが一番との確証を得ましたので自信をもって待機しました。行列は歩いてくるものと思い込んでいましたら、山口駐屯地の自衛隊の車に分乗して登場です。東アジア情勢も雲行き不安定で憲法改正も云々される今日この頃の憲法記念日ですが、とりあえずは平和な「令和」のスタートに感謝です。期待に反して外八文字は待機している目の前から始まりました。外八文字は後ろ姿です。これもなかなかないシャッターチャンスと諦め気分で撮影しました。なかなか思ったようにはいかないものです。
次は、海側に移動して「源平船合戦」を見て昼食は人出の少ない唐戸商店街に戻り済ませました。そのあと赤間神宮に詣でる途中の海側の広場で「源平弓合戦」を見ました。今年は平家方の勝利でした。赤間神宮では、社殿に通じる真っ赤な「天橋」を渡る三番太夫と四番大夫の上臈(じょうろう)参拝の姿を撮りました。下から見上げる場所にしか入れません。十時前の往路の門司港からの乗船はさほど混まなかったのに三時過ぎの復路の唐戸桟橋は大変な行列でした。それでも10分間隔の臨時便のお陰で待ち時間は40分程度でした。
 
唐戸商店街の二番大夫
 外八文字の後ろ姿
 
いざ戦場へ 
 
手前が赤旗の平家、門司港側が白旗の源氏
 
戦い済んで帰り船
 「源平弓合戦」 源氏側のチャレンジ
 
赤間神宮の社殿に通じる真っ赤な「天橋」を渡る四番大夫の上臈(じょうろう)参拝の姿
 参拝を終えて赤間神宮の龍宮殿を回廊する一番太夫