苅田町 等覚寺の松会  2015/4/19

 雨模様の中で行われた等覚寺の松会に行ってきた。松会は施主による種子蒔きから始まり白川小学校の学童による田打ち、田植えなどの農作業を表す舞による田行事と山伏扮する白装束の男たちによる薙刀や鉞を用いて舞う刀行事が続き、最後に幣切り神事で終わる。12時半から始まり15時過ぎまでかかる。ユーモアも交えた熱演で楽しめる。冠名の等覚寺は神仏分離によりなくなり今は白山多賀神社となっている。標高300Mに位置する。祭り当日は、白川村の西部公民館や戸早学園などから無料のシャトルバスが運転される。往復の便宜のみでなく、尻敷も準備されていて年配者もゆっくり楽しめるように配慮されている。

出店(やきとり、むすび、うどん、梅が枝餅など)

そろそろ開始

神輿の到着

玉串奉納 
 
獅子舞(子供を嚇す)
 
鬼会(おにえ:本来は正月の行事)
 
種子蒔き
 
田打ち(白川小学校児)
 
おとんぼし(畦に潜むモグラを踏みつける仕草)
 
田植え

はらみ女(稲穂の実りを表現)

楽打ち(「びんさらら」と呼ばれる楽器に合わせて踊る) 
 
鉞舞(まさかりまい)
 
よったり(四人)による薙刀舞
 
祈祷文読み上げ
 
幣切り(竹の部分を切り落とした瞬間)
 
幣切り(幣を切り落とした瞬間)
雲(霧)に包まれた松庭(会場)