長府 櫛崎城址と満珠・干珠 2007/4/14
長府の海側は、道路に案内板があるのみであまりPRしていない。いつか行ってみたいと思っていたが、山側を回って駐車場まで帰ってくると疲れているせいもあり、いつも次にと繰り越していた。今回は、ようやくその気になって立ち寄ってみた。櫛崎城址の石組は、結構荒っぽい。大きな石が隙間だらけで積み上げられている。説明文によると定かではないが、940年築城され、その後内藤氏や長府毛利氏の居城となり、1615年に一国一城の令により取り壊されたとある。海側は、急勾配の崖なので天然の要害にも恵まれている。古い築城の割りに石垣は最近のものに見える。公園として整備する際に復元したものかも知れない。長府美術館から近いので、ついでにちょっと立ち寄ると美術館とは違った感動に出会える。また、櫛崎城の名残は、廃城後の館跡に設立された前身が長府藩校敬業館の県立豊浦高校の門の名前にも残されている。グランドでは、高校野球の練習試合が行われていた。久しぶりに間近で見たが迫力があった。 |
関門橋方面を望む 近くなのに黄砂?に霞む |
城址の中に残る旧下関(長府)水族館の鯨館 |
櫛崎城址の東側にある神功(かみこと)神社から 見た満珠と干珠 島内の原生樹林は天然記念物 |
門司の部埼灯台がある岬の方向を望む 崖下には狭いけれども白砂青松の海岸が続く |